ボディスキャンを実践して感じた効果の1つ
感情を体で感じられるようになる
についてご紹介します。
Contents
【ボディスキャンの効果】感情を体で感じられるようになる

ボディスキャンを実践して感じた効果の1つが、「感情を体で感じられるようになる」です。これはボディスキャンを実践すると、普段から体の感覚に対して敏感になるからです。
たとえば僕の場合、アルバイトで強面のお客様や、イライラした態度の客様に接客したときに、お客様に対する「怖い」という感情を、喉のあたりを掴まれたような感覚で感じられるようになりました。
また接客中にお客様の商品を落としてしまったときには、「叱られる!」という恐れの感情を、心臓がドクンと脈打ったり、肩や首のあたりがざわざわしたりする感覚で感じられるようになりました。
ボディスキャンで感情を体で感じる3つの効果

それでは感情を体で感じられると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
ここでは僕が感じたメリットを
①抑えていた感情を感じられる
②感情を高解像度で知覚できる
③感情のコントロールが上手くなる
の順にご紹介します。
①抑えていた感情を感じられる
1つ目のメリットは、心では感じられずに抑えていた感情を感じられるようになることです。これはボディスキャンを実践することで、体が送るメッセージに対して敏感になるから。
たとえば僕の場合、ボディスキャンを実践して初めて、人に対する恐怖を感じたときに、喉のあたりを掴まれたような感覚を感じられるようになりました。
おそらくボディスキャンを始める前も、体は正直に「人が怖い!」というメッセージを送ってくれていたのですが、無意識に感情を抑えようとしたり、体の感覚に注意を向けられなかったりしたため、こうしたメッセージに気付けなかったのだと思います。

②感情を高解像度で知覚できる
2つ目のメリットは、感情を高解像度で知覚できることです。
「高解像度で知覚できる」というのは、感情が湧き起こる瞬間や、感情が消えていく様子をとらえたり、感情の微妙な変化を認識したりできるということ。
感情を高解像度で知覚できるようになるのは、体が発するメッセージが、心が発するメッセージよりも強烈だからです。
たとえばバイトの接客中に、お客様の商品を落としてしまったとき。「叱られる!」という恐れが湧き起こる瞬間を、肩のあたりがざわざわする感覚で捉えられますし、そうした感覚が徐々に消えていく様子を観察すると、お客様に叱られずに安心する自分を感じられます。
③感情のコントロールが上手くなる
3つ目のメリットは、感情のコントロールが上手くなること。これは前述したように、感情を高解像度で知覚することで、感情を客観視できるからです。
たとえばバイトの接客で、お客様に対する恐れを、喉のあたりを掴まれたたような感覚で感じたとき。
この時点ですでに
と感情を客観視できるので、恐れに巻き込まれることなく、冷静に接客を続けられます。
効果を実感するために、ボディスキャンのやり方や考え方を学ぶ

ボディスキャンには、「感情を体で感じられる」以外にも、今のような様々な効果があります。
・注意力を鍛えられる
・情動を体で感じられるようになる
・情動を鮮明に、高解像度で感じられるようになる
・情動のコントロールが上手くなる
・体が発するメッセージに気付ける
・病気を予防したり、治したりできる
・寝付きが良くなる


もしボディスキャンを実践し、様々な効果を実感したい方には、本を読んでやり方や考え方を勉強するのをおすすめします。その方が「そのうち効果が出るだろう」という確信を持ち、挫折せずに継続できるからです。
ボディスキャンを勉強するのにおすすすめの本は、以下の3冊。
どの本も、ボディスキャンのやり方や考え方を詳しく解説してくれます。以下の記事で、それぞれの本の特徴を紹介しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
