家族や恋人、友達がいても、「孤独感」を感じてしまう3つの理由
をご紹介します。
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家族や恋人、友達がいても、「孤独感」を感じてしまう3つの理由

家族や恋人、友達などの親しい人がいても、「孤独感」を感じてしまう理由は3つ。
①家族や恋人、友達に自己開示や自己主張ができていないから
②「他者は敵である」という考えが根底にあるから
③人間関係を縦で捉えているから
順に見ていきましょう。
①家族や恋人、友達に自己開示や自己主張ができていないから
家族や恋人、友達がいても「孤独感」を感じてしまう1番の理由は、十分に自己開示や自己主張ができておらず、「親しい人に自分を理解してもらえない」という感覚があるからです。
たとえば自分の望む進路を両親に告げられず、親に望まない進路を押しつけられてしまったり、自分が病気にかかっていることを恋人に打ち明けられなかったりした場合、家族や恋人がいても「孤独感」を感じてしまうでしょう。
親しい間柄だからこそ、「本当の自分を理解してもらえない」という感覚が大きな溝を生み、「孤独感」をより強めてしまいます。
②「他者は敵である」という考えが根底にあるから
2つ目の理由は、「基本的に他者は敵である」という考えが根底にあり、「他者は人を非難するものである」「他者は信頼できないものである」という信念を持っているからです。
「他者は人を非難するものである」と考える人は
と常に怯えているので、親しい人にうまく自己開示や自己主張ができません。自己開示や自己主張ができないと、「孤独感」を感じやすくなってしまうのは、①で前述した通りです。
また「他者は信頼できないものである」と考える人は
と常に疑いの目を向けてしまうので、相手と心から繋がっている感覚が持てず、「孤独感」を感じやすくなります。

③人間関係を縦で捉えているから
3つ目の理由は、人間関係を縦で捉えているから。人間関係を縦で捉えるとは、他者を優劣や上下で判断するということです。
人間関係を縦で捉えると
などと考えてしまうので、友達がいても自ら距離をとってしまい、「孤独感」を感じやすくなります。
もちろん逆のベクトルもあります。
と考えてしまえば、人間関係に踏み込むことができないので、やはり「孤独感」を感じやすくなります。
「孤独感」を解消する18個の方法

以下の2つの記事で、「孤独感」を解消する方法を計18個紹介しています。


1番目の記事で紹介しているのは、「孤独感」に対処する12個の方法。こちらは比較的簡単に実践できるものが多いので、「孤独感」に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
2番目の記事で紹介しているのは、親しいと思える人がいない「孤独」な状態でも、「孤独感」を感じずに生きる6つの方法。
こちらは実践するのに時間と労力を要するものが多いですが、「孤独感」を感じている人にとっては参考になる部分もあるかと思います。興味のある方はぜひご覧ください。