という方に向けて
他者と自分を比較し、落ち込むのをやめる方法
をご紹介します。
他者と自分を比較し、落ち込むのをやめる方法

他者と自分を比較し、落ち込むのをやめる方法は2つ。
①「他者と自分は比較できない」と考える
②他者ではなく過去の自分と比較する
順にご紹介します。
①「他者と自分は比較できない」と考える
1つ目の方法は、「他者と自分は比較できない」と考えること。
他者と自分を比較できないのは、人それぞれ生まれ持った性質や育った環境が違うからです。
外向的な性格で、たくさんの人と関わるのを苦にしない人もいれば、内向的な性格で、たくさんの人と関わると少し疲れてしまう人もいます。
両親の仲が良く、親の愛情をたっぷり受けて育った人もいれば、両親が不仲で、親の愛情を感じられずに育った人もいます。
このように生まれ持った性質や育った環境が違うので、人と人の間に「違い」があるのは当然のこと。ですので人と人を比べることはできません。
ここで注意してほしいのは、「違い」は「優劣」ではないということです。
人はどうしても
・「健康に働いている人は偉い」
・「たくさんお金を稼げる方が優れている」
・「色んな能力がある方が優れている」
と考えてしまいがち。
ですが働いている人も病気で働けていない人も、年収200万の人も年収1000万の人も、生まれたばかりの赤ちゃんも大人も、それぞれ「違い」はあるけれど、幸せに生きる権利があるという意味でみな「対等」です。
人と人の間に「優劣」は存在しません。
②他者ではなく過去の自分と比較する
2つ目の方法は、他者ではなく過去の自分と比較すること。言い換えると自分の人生を本気で生きることです。
自分の人生を本気で生きていると、他者と自分を比較し、落ち込んでクヨクヨしている暇がなくなります。
昨日、半年前、一年前の自分と比べて、今日の自分が少しでも成長していればそれでOKです。
それでも他者と自分を比較してしまったら

それでも他者と自分を比較してしまう方は多いと思います。
そんな方は「他者と自分を比較して落ち込む自分」を否定しないようにしてください。
と考えると、自分を否定するのにさらにエネルギーを消費し、心身が疲れてしまいます。
そもそも他者と自分を比較するのは、生物としての人間に組み込まれた本能。
原子人は集団から追い出されてしまうと、野生の動物に食われて生き延びることができませんでした。
そこで身につけたのが、他者と自分を比較するという方法。
・「自分はみんなと比べて劣っていないだろうか」
・「みんなと同じように、集団に貢献できているだろうか」
と他者と自分を比較することで、集団から追い出されないよう細心の注意を払っていました。
ですので
と考え、他者と比較してしまうありのままの自分を受け入れてあげてください。