過去のジャーナリング(書く瞑想)を読み返す6つの効果
をご紹介します。
過去のジャーナリング(書く瞑想)を読み返す6つの効果

ジャーナリングは自分で選んだ話題に続けて、頭に浮かんだことを書くだけでも効果はありますが、書いたものを読み返すとさらに効果が上がります。
過去のジャーナリングを読み返す効果は6つ。
①ネガティブ思考を克服できる
②合理的な判断ができる
③行動力が上がる
④ネガティブな感情を感じやすいタイミングがわかり、ストレス対処が上手くなる
⑤ポジティブな感情を感じやすいタイミングがわかり、幸福度が上がる
⑥楽しかった記憶や幸せだった記憶が蘇る
1.ポジティブ感情が拡張効果を生み出し、行動力が上がる
2.ストレスを解消できる
順に見ていきましょう。
そもそもジャーナリングのやり方がわからない方は、以下の記事をご覧ください。短い記事なのですぐに読み終えられます。

①ネガティブ思考を克服できる
ジャーナリングを読み返すと、ネガティブ思考を克服できる理由は以下の通り。
①過去の自分の感情を客観視できるようになる
↓
②今の自分の感情さえも客観視できるようになり、ネガティブな感情を自分から切り離せる
このプロセスについては以下の記事で詳しく解説しました。
ジャーナリングを読み返してネガティブ思考を克服したい方は、ぜひ参考にしてください。

②合理的な判断ができる
①で前述したとおり、ジャーナリングを読み返すとネガティブ思考を克服できるため、思考がネガティブな感情に乗っ取られなくなり、合理的な判断ができるようになります。
人はネガティブな感情を感じているとき、思考が感情に乗っ取られてしまい、合理的な判断ができなくなるもの。
たとえば仕事でミスをして落ち込んとき。
このように思考がネガティブな感情に乗っ取られ、合理的な判断ができなくなります。
しかしジャーナリングを読み返してネガティブな感情を自分から切り離すと
と慎重に判断できるようになります。

③行動力が上がる
①で前述したとおり、ジャーナリングを読み返すとネガティブな感情を自分から切り離せるため、思考が感情に乗っ取られなくなり、行動力が上がります。
たとえば僕はこうしてブログを書いていますが、始めたばかりの頃はなかなか読んでもらえず、やめたくなることもありました。
このときジャーナリングを習慣にして、読み返していなければ
と思考がネガティブな感情に乗っ取られ、ブログをやめてしまったかもしれません。
しかし実際にはジャーナリングを習慣にして読み返していたので
とネガティブな感情を自分か切り離し、ブログを書くための行動力を維持できました。

④ネガティブな感情を感じやすいタイミングがわかり、ストレス対処が上手くなる
ジャーナリングを習慣にして読み返すと、自分がどんなときにネガティブな感情を感じやすいのかがわかり、ストレスに上手く対処できるようになります。
たとえば僕の場合。
睡眠不足の状態で読書したりブログを書いたりした翌日に
・疲れで昼過ぎまで眠る
・燃え尽きて読書したりブログ書いたりする気力がなくなる
といった状態になり、ジャーナリングにネガティブな感情を書いていることが多いです。
この事実に気づいてからは、「睡眠不足のときはあまり無理しすぎずに、軽い作業をする」といった対策をとれるようになりました。
⑤ポジティブな感情を感じやすいタイミングがわかり、幸福度が上がる
④とは逆に、自分がどんなときにポジティブな感情を感じやすいのかもわかり、そうした時間を増やすための努力ができるようになります。
たとえば僕の場合。
ジャーナリングを読み返すと、バイトが休みの日に多くのポジティブ感情を経験していることがわかりました。
ですので現在の僕は
・ブログを含めたネットでの発信で収入を得られるようにする
・発信以外でも自分にとってやりがいのある仕事を見つける
といった、バイトを辞めるための努力を重ねています。
⑥楽しかった記憶や幸せだった記憶が蘇る
ジャーナリングを読み返すと、楽しかった記憶や幸せだった記憶が蘇り、ポジティブな感情を経験できます。
たいしたことないと思えるかもしれませんが、ジャーナリングを読み返して楽しかった記憶や幸せだった記憶が蘇ると、2つの効果を得られます。
1.ポジティブ感情が拡張効果を生み出し、行動力が上がる
2.ストレスを解消できる
順に見ていきましょう
1.ポジティブ感情が拡張効果を生み出し、行動力が上がる
拡張効果とは、ポジティブ感情が持つ以下の効果のこと。
・選択肢を増やす
・思慮深くする
・創造的にする
・新しい考えに対して心を広げる
ポジティブ感情は可能な選択肢を増やし、私たちをもっと思慮深く、創造的にし、新しい考えに対して心を広げてくれる(拡張効果)。
引用:ショーン・エイカー著『幸福優位7つの法則』
ジャーナリングを読み返して楽しかった記憶や幸せだった記憶を思い出すだすと、それらのポジティブ感情が拡張効果を生み出します。
すると新しい考えに対して寛容になり、選択肢の幅も広がるため、行動力が上がります。
2.ストレスを解消できる
楽しかった記憶や幸せだった記憶を思い出すのは、ストレスの解消に効果的。
良い記憶を思い出したグループは、感情をコントロールする脳の機能がうまく働くようになり、他のグループに比べて体のストレス反応が15%も下がったのです
引用:メンタリストDaiGo著『週40時間の自由をつくる超時間術』
ここで思い出してもらったのは、旅行やイベントなどの良い記憶。
ですのでジャーナリングを読み返して、楽しかった記憶や幸せだった記憶が蘇れば、ストレスを解消できるということが言えます
読み返すためにジャーナリング(書く瞑想)を習慣にする

過去のジャーナリングを読み返すには、ジャーナリングを習慣にする必要があります。
そこでおすすめなのが、お気に入りのシャープペンとノートを使って、ジャーナリングのモチベーションを上げるという方法。
ここではジャーナリングにおすすめのシャープペンとノートをご紹介します。
①ユニアルファゲルを搭載した三菱のシャープペン
②コクヨの5DB-BTのノート
順に見ていきましょう。

①ユニアルファゲルを搭載した三菱のシャープペン
10分書き続けると手や腕が疲れてきますが、グリップが柔らかいユニアルファゲルのシャープペンを使うと、疲れが多少軽減されます。
カラーバリュエーション豊富で、グリップも細いものと太いものがあるので、自分の好みに合ったものを使ってみてください。
②コクヨの5DB-BTのノート
コクヨの5DB-BTのノートをおすすめする理由はとても単純。
1ページが37行あり、ページ数も50枚と多いため、他の羅線ノートと比べてたくさんの量を書けるからです。
ジャーナリング(書く瞑想)には様々な効果がある

今回は過去のジャーナリングを読み返す効果を紹介しましたが、ジャーナリングには他にも様々な効果があります。
興味のある方はぜひ参考にしてください。
•ショーン・エイカー著『幸福優位7つの法則』
•メンタリストDaiGo著『週40時間の自由を作る超時間術』