ジャーナリング(書く瞑想)で感情を詳しく書き出し、ストレスを解消する方法
をご紹介します。
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ジャーナリング(書く瞑想)で感情を詳しく書き出し、ストレスを解消する

「今感じている感情を詳しく表現すると…」という話題に続けて、頭に浮かんだことをそのまま10分紙に書き出します。
「感情を詳しく表現する」とはどういうことかというと、たとえば自分の生きづらさを
しんどい
という言葉で書いたとき。
何がどうしんどいのかわからないので、感情を詳しく表現したとはいえません。
一方で自分の生きづらさを
努力をやめたらこの世界の闇に飲み込まれてしまいそう
と書いたとき。
・現在の自分は努力できている
・生きていくために嫌々努力をしている
・自分と社会の折り合いをつけるのが難しい
上記のような詳しい情報が伝わってくるため、感情を詳しく表現できたといえます。
書いている途中に話題からそれてしまっても構いません。
一点だけ注意して欲しいのは、時間が終わるまで書くペンを止めないこと。
もし書くことがなくなったら、「書くことがない」「まだ書くことがない…」と書き続けてください。
ジャーナリング(書く瞑想)で感情を詳しく書き出すと、ストレスを解消できる理由

感情を詳しく書き出すとストレスを解消できる理由は、感情を細かく理解することで自分の状況が明確になるからです。
自分の状況が明確になると、安心感を得られますし、ストレスに対処する方法も見つけやすくなります。
前述した例でいえば、自分の生きづらさを
と表現したとき。
何がどうしんどいのかわからないので、対処のしようがなく、不安やストレスは募る一方です。
ところが自分の生きづらさを
と表現すると
・現在の自分は努力できている
・生きていくために嫌々努力をしている
・自分と社会の折り合いをつけるのが難しい
といった自分の状況が明確になるため、安心感を得られますし、とるべき対処法もわかりやすくなります。
ジャーナリング(書く瞑想)感情を詳しく書き出せなくても、ストレスの解消に効果的な理由

実践するとわかりますが、ジャーナリングで頭に浮かんだことをそのまま書き出すと
・しんどい
・生きるのが辛い
・傷ついた
・疲れた
といった、感情を詳しく表現できていない言葉が出る場合が多いです。
しかしそれはそれでオーケー。
なぜなら詳しい表現を書けなかった自分を自覚すると、感情を表現するための語彙力や表現力を身につけようという意識が上がるからです。
結果的に自分の感情を詳しく表現できるようになり、ストレスにも強くなります。
実際にこのジャーナリングを実践した僕は、音楽や本、Twitter、ブログなど、ありとあらゆる文章の中に、自分の知らなかった語彙や表現がないか探すようになりました。
※以下の記事で、自分の感情を詳しく表現するための語彙力や表現力を身につける方法(感情の粒度を上げる方法)を5つ紹介しています。
ストレスに強くなりたい方はぜひ参考にしてください。

ジャーナリング(書く瞑想)でストレスを解消するその他の方法

今回はジャーナリングで感情を詳しく書き出し、ストレスを解消する方法を紹介しました。
ジャーナリングには他にも、以下のようなストレスを解消する方法があります。
・頭に浮かんだことをそのまま書き出す

・過去のジャーナリングを読み返す

ジャーナリングでストレスを解消したい方は、ぜひ上記の記事も参考にしてください。
お気に入りのシャープペンとノートを使うと、ジャーナリングのモチベーションが上がります。
ここではジャーナリングにおすすめのシャープペンとノートをご紹介します。

10分書き続けると手や腕が疲れてきますが、グリップが柔らかいユニアルファゲルのシャープペンを使うと、疲れが多少軽減されます。
カラーバリュエーション豊富で、グリップも細いものと太いものがあるので、自分の好みに合ったものを使ってみてください。
また上記のノートをおすすめする理由はとても単純。
1ページが37行あり、ページ数も50枚と多いため、他の羅線ノートと比べてたくさんの量を書けるからです。