瞑想・マインドフルネスにおすすめの本8冊
をご紹介します。
本を読むなら、Kindle Unlimitedがおすすめです。
月額980円で、対象の本や雑誌、漫画が読み放題。今回紹介する③『一瞬で自己肯定を上げる瞑想法』と⑦『慈悲の瞑想』も対象となっています。
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Contents
- 1 瞑想・マインドフルネスにおすすめの本8冊【DaiGoもおすすめ】
- 2 【結局どれを読めばいいの?】瞑想・マインドフルネスにおすすめの本トップ3【DaiGoもおすすめ】
瞑想・マインドフルネスにおすすめの本8冊【DaiGoもおすすめ】

瞑想・マインドフルネスにおすすめの本は8冊です。
①【一推し‼︎】『マインドフルネスストレス低減法』【DaiGoもおすすめ】
②『人生を整える瞑想の習慣』
③『一瞬で自己肯定を上げる瞑想法』
④『サーチ・インサイド・ユアセルフ』【DaiGoもおすすめ】
⑤『自分でできるマインドフルネス』
⑥『幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない』【DaiGoもおすすめ】
⑦『慈悲の瞑想』【DaiGoもおすすめ】
⑧『今、ここを生きる』
それぞれの本の内容と総合評価、おすすめの読者をご紹介します。
①【一推し‼︎】『マインドフルネスストレス低減法』【DaiGoもおすすめ】
1.本の内容
ジョン・カバットジン著『マインドフルネスストレス低減法』は、アメリカのマサチューセッツ大学で行われているストレス対処プログラム「マインドフルネスストレス低減法(MBSR)」を、読者が独学で実践できるように紹介した本です。
マインドフルネスストレス低減法(MBSR)は、うつ病や統合失調症、不安障害、がんなどに対する効果が証明されています。
本の構成は以下の通りです。
第一部:瞑想の基本的な考え方とやり方
第二部:瞑想で時間や仕事、人間関係、体の痛みのストレスに対処する方法
第三部:心の持ち方が心身の健康に与える影響
2.総合評価
読みやすさ:★★☆☆☆
内容の簡単さ:★★☆☆☆
内容の濃さ:★★★★★
おすすめ度:★★★★★
3.おすすめの読者
・瞑想の考え方を深く知り、効果を上げたい方
・瞑想を普段の生活に取り入れ、時間や仕事、人間関係、体の痛みなどのストレスに対処したい方
・瞑想で心の持ち方を変えて、健康な心身を手に入れたい方
・瞑想でうつ病や不安障害、統合失調症、がんなどの症状を和らげたい方
著者がマインドフルネスストレス低減法を開発したジョン・カバットジンということもあり、瞑想のやり方だけでなく、考え方も詳しく紹介してくれる内容の濃い一冊です。本書を読んで瞑想を実践した方が、ただ闇雲に実践するよりもはるかに効果が上がるでしょう。
また第二部では、時間や仕事、人間関係、体の痛みといった、誰もが一度は直面したことのあるストレスに、瞑想で対処する方法を教えてくれます。瞑想を普段の生活に取り入れるコツがわかるのではないでしょうか。
内容が濃い分、読むのに少々骨は折れますが、個人的には最もおすすめのマインドフルネス本です。

②『人生を整える「瞑想」の習慣』
1.本の内容
加藤史子著『人生を整える「瞑想」の習慣』は、日常生活の様々な場面で、手軽にできる瞑想をたくさん紹介した本です。
本の構成は以下の通りです。
PART1:著者の加藤史子さんが感じた瞑想の効果
PART2:かんたんに実践できる瞑想
PART3:身体の不調を癒す瞑想
PART4:心を癒す瞑想
PART5:夢を叶える瞑想
PART6:人生の使命に気づく瞑想
PART7:シチュエーション別にできる瞑想
2.総合評価
読みやすさ:★★★★★
内容の簡単さ:★★★★☆
内容の濃さ:★★☆☆☆
おすすめ度:★★☆☆☆
3.おすすめの読者
日常生活の様々な場面で手軽に瞑想を実践し、ストレスに対処したい方
本書の最大の特徴は、取り上げられている瞑想の数の多さ。本書が一冊あれば、日常で直面する様々なストレスに対処できるでしょう。
ただし、瞑想のやり方がたくさん取り上げられている分、瞑想の考え方についてはあまりページが割かれていない印象です。瞑想の考え方を学んで効果を上げたい方は、前述した『マインドフルネスストレス低減法』や後述する本を読むのをおすすめします。

③『一瞬で自己肯定を上げる瞑想法』
1.本の内容
綿本彰著『一瞬で自己肯定を上げる瞑想法』は、前半で瞑想のやり方をわかりやすく解説し、後半で自己肯定感を上げる方法を紹介している本です。
本の構成は以下の通り。
序章:瞑想とは何なのか
1:瞑想のやり方
2:自己肯定感を上げる方法
3:自己肯定感を上げる他者肯定の方法
4:あるがままを生きるとは
2.総合評価
読みやすさ:★★★★★
内容の簡単さ:★★★★☆
内容の濃さ:★★★☆☆
おすすめ度:★★★☆☆
3.おすすめの読者
・瞑想のやり方を知りたい初心者の方
・自己肯定感を上げたい方
『一瞬で自己肯定を上げる瞑想法』は、瞑想の姿勢や手の位置、手の形、目の開き方、呼吸の仕方などを、イラスト付きで詳しく丁寧に解説しています。またありがちな瞑想に関する質問にも、著者の綿本彰さんが回答。瞑想のやり方で悩みがちな初心者の方にぴったりの一冊です。
また後半では、自己肯定感を上げる方法を解説してくれます。少々瞑想から話はそれてしまいますが、自己肯定感を上げたい方にとっては役立つ内容です。
『一瞬で自己肯定を上げる瞑想法』を読むなら、Kindle Unlimitedがおすすめです。
月額980円で、対象の本や雑誌、漫画が読み放題。『一瞬で自己肯定を上げる瞑想法』も対象となっています。
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④『サーチ・インサイド・ユアセルフ』【DaiGoもおすすめ】
1.本の内容
チャディー・メン・タン著『サーチ・インサイド・ユアセルフ』は、前半で瞑想とEQとは何なのかを紹介し、後半でEQを上げる瞑想のやり方を紹介している本です。
ちなみにEQを簡単に紹介すると、自分と他者の心の動きに気づき、その気づきを使って自分の行動や人間関係をコントロールする能力のことです。
本の構成は以下の通りです。
第1章〜第3章:瞑想とEQとは何なのか
第4章〜第8章:瞑想でEQを上げる方法
第9章:すべての人が瞑想の恩恵を受けるために
2.総合評価
読みやすさ:★★★☆☆
内容の簡単さ:★★★☆☆
内容の濃さ:★★★★☆
おすすめ度:★★★★☆
3.おすすめの読者
・瞑想の考え方を深く知り、効果を上げたい方
・瞑想でEQを上げ、人生の幸福度を上げたい方
EQは人生の幸福度に直結しています。
自分の心の動きを把握し、行動を管理できれば、様々なストレスに対処したり、自分の価値に沿った生き方を選んだりできますし、他人の心の動きを把握し、人間関係を管理できれば、仕事で成功して年収を上げたり、大切な人たちとの関係を円滑にしたりできるからです。
瞑想でEQを上げ、人生の幸福度を上げたい方は、ぜひ『サーチ・インサイド・ユアセルフ』を読んでみてください。

⑤『自分でできるマインドフルネス』
1.本の内容
マーク・ウィリアムズ、ダニー・ペンマン著『自分でできるマインドフルネス』は、マインドフルネスストレス低減法(①で前述済み)から生まれたマインドフルネス認知療法(MBCT)を、読者が自分でできるように紹介した本です。
マインドフルネス認知療法は、うつ病や不安障害、がんなどの症状を和らげることが証明されており、英国国立医療技術評価機構の臨床ガイドラインでは、うつ病の適切な治療法として推奨されています。
本の構成は以下の通り。
第1章・第2章:苦しみの悪循環から抜け出せない理由
第3章:マインドフルな状態とはどんな状態なのか
第4章〜第12章:マインドフルネス認知療法(MBCT)の実践方法
2.総合評価
読みやすさ:★★☆☆☆
内容の簡単さ:★★★☆☆
内容の濃さ:★★★★☆
おすすめ度:★★★★☆
3.おすすめの読者
・瞑想の考え方を詳しく知り、瞑想の効果をあげたい方
・ネガティブ思考を克服したい方
・うつ病や不安障害、がんなどの症状を和らげたい方
本書の第2章と第3章は、瞑想を実践するうえで必読です。
第2章では、苦しみの悪循環から抜け出せない理由を、人間の情緒を紹介しながらわかりやすく解説しています。ここを読むだけで、情緒に対する理解が上がり、ネガティブ思考を克服しやすくなるでしょう。
また第3章では、マインドフルな状態を、「することモード」と「あることモード」を取り上げて解説しています。ここを読むと、瞑想の基本的な考え方を理解できるので、瞑想の効果が格段に上がるはずです。
⑥『幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない』【DaiGoもおすすめ】
1.本の内容
ラス・ハリス著『幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない』は、マインドフルネスから生まれた心理療法ACT(Acceptance and commitment therapy)について解説した本です。
ACTは科学研究に基づいており、うつや不安神経症、麻薬中毒、統合失調症などに対する効果が証明されています。
本の構成は以下の通りです。
第1部:幸福になりたいのに幸福になれない理由
第2部:ACTの構成要素(1)マインドフルネス
第3部:ACTの構成要素(2)価値+(3)行動

2.総合評価
読みやすさ:★★★☆☆
内容の簡単さ:★★★☆☆
内容の濃さ:★★★★☆
おすすめ度:★★★★☆
3.おすすめの読者
・実践しているマインドフルネスを応用したい方
・ネガティブ思考を克服したい方
・自分の大切な価値観を見つけ、生き生きして人生を送りたい方
・精神疾患の症状を軽減したい方
第二部で詳しく紹介される脱フュージョンは、思考が単なる言葉の羅列であることに気付き、思考にとらわれるのをやめるテクニックです。ネガティブ思考を克服したい方にぴったりと言えるでしょう。
また第三部では、自分の大切な価値観を見つける様々な方法を紹介しています。
といった方とっては、とても参考になるのではないでしょうか。
さらに前述した通り、ACTはうつや不安神経症、麻薬中毒、統合失調症などに対する効果が証明されているので、様々な精神疾患の症状を和らげたい方にもおすすめです。
最後に、ACTにはマインドフルネスの要素がふんだんに盛り込まれているため、すでにマインドフルネスを実践している方にとって、本書の内容はとっつきやすいと思います。
⑦『慈悲の瞑想』【DaiGoもおすすめ】
1.本の内容
アルボムッレ・スマナサーラ著『慈悲の瞑想』は、仏教の視点から、慈悲の瞑想を実践する意義や効果、慈悲の瞑想(フルバージョン)のフレーズの意味を紹介している本です。
本の構成は以下の通り。
第一部:心や生命システムの仕組みと、慈悲の瞑想を実践する意義と効果
第二部:慈悲の瞑想(フルバージョン)のフレーズにはどんな意味が込められているのか
Q&A:慈悲の瞑想に関する様々な質問に対する著者の回答

2.総合評価
読みやすさ:★★★★☆
内容の簡単さ:★★☆☆☆
内容の濃さ:★★★★☆
おすすめ度:★★★★☆
3.おすすめの読者
・慈悲の瞑想の意義や効果を知りたい方
・慈悲の瞑想の効果を上げたい方
・人間の心や生命システムの仕組みを知り、人生の幸福度をあげたい方
本書を読んで、慈悲の瞑想を実践する意義や、フレーズの意味を理解すれば、何も知らずに実践するよりもはるかに慈悲の瞑想の効果が上がでしょう。本書を読まずに慈悲の瞑想をやるのは、もったいない気さえしてきます。
ちなみに第二部では、携帯バージョンではなくフルバージョンのフレーズの意味を紹介していますが、フルバージョンは携帯バージョンを包括しているので、携帯バージョンを実践している方にとっても非常に役立ちます。
少々仏教色が強く、取り扱っている内容は難しめですが、わかりやすい簡単な言葉で解説してくれています。慈悲の瞑想を実践したい方や、すでに実践している方はぜひ読んでみてください。
※参考までに、慈悲の瞑想の携帯バージョンを引用します。
私は幸せでありますように
私の悩み苦しみがなくなりますように
私の願いごとが叶えられますように
私に悟りの光が現れますように
私は幸せでありますように(三回繰り返し)
私の親しい生命が幸せでありますように
私の親しい生命の悩み苦しみがなくなりますように
私の親しい生命の願いごとが叶えられますように
私の親しい生命に悟りの光が現れますように
私の親しい生命が幸せでありますように(三回繰り返し)
生きとし生けるものが幸せでありますように
生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように
生きとし生けるものに悟りの光が現れますように
生きとし生けるものが幸せでありますように(三回繰り返し)
私の嫌いな生命が幸せでありますように
私の嫌いな生命の悩み苦しみがなくなりますように
私の嫌いな生命の願いごとが叶えられますように
私の嫌いな生命に悟りの光が現れますように
私を嫌っている生命が幸せでありますように
私を嫌っている生命の悩み苦しみがなくなりますように
私を嫌っている生命の願いごとが叶えられますように
私を嫌っている生命に悟りの光が現れますように
生きとし生けるものが幸せでありますように(三回繰り返し)
引用:アルボムッレ・スマナサーラ著『慈悲の瞑想〔フルバージョン〕-人生を開花させる慈しみ-』

『慈悲の瞑想』を読むなら、Kindle Unlimitedがおすすめです。
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⑧『今、ここを生きる』
1.本の内容
ヨンゲイ・ミンゲール・リンポチェ著『今、ここを生きる』は、仏教と科学の視点から、瞑想が人生の幸福度を上げる理由や瞑想の考え方、瞑想の実践方法を紹介した本です。
本の構成は以下の通り。
第1部:瞑想が人生の幸福度を上げる科学的な理由・瞑想の考え方
第2部:瞑想の実践方法・瞑想を実践する際のコツ
第3部:人生の幸福度を上げるコツ
2.総合評価
読みやすさ:★★★☆☆
内容の簡単さ:★☆☆☆☆
内容の濃さ:★★★★★
おすすめ度:★★★★☆
3.おすすめの読者
・瞑想が幸福度を上げる科学的な理由を知りたい方
・瞑想に役立つ仏教の知識を知りたい方
・瞑想の考え方を深く知り、効果を上げたい方
『今、ここを生きる』の最大の特徴は、仏教と科学の両方の視点から瞑想を紹介している点です。
瞑想がなぜ人生の幸福度を上げるのかを科学的に解説してくれるので、瞑想を実践するモチベーションが上がるのではないでしょうか。また本書で紹介される様々な仏教の知識は、瞑想を実践するうえでのガイドラインとして役立ちます。
仏教の視点が取り入れられている分、内容は難しめですが、瞑想について深く理解できるおすすめの一冊です。ちなみに本書は、④で前述した『サーチ・インサイド・ユアセルフ』の著者であるチャディー・メン・タンさんも絶賛しています。
【結局どれを読めばいいの?】瞑想・マインドフルネスにおすすめの本トップ3【DaiGoもおすすめ】

という方のために、瞑想・マインドフルネスにおすすめの本トップ3を作ってみました。
第1位:『マインドフルネスストレス低減法』
第2位:『自分でできるマインドフルネス』
第3位:『サーチ・インサイド・ユアセルフ』
瞑想の効果を上げるうえで大切なのは、ただ闇雲に実践するのではなく、瞑想の考え方をしっかり理解し、瞑想を継続すること。
上記の3冊はどれも、やり方だけでなく考え方を詳しく丁寧に解説してくれますし、科学研究を持ち出して瞑想の効果を解説しているので、瞑想を続けるモチベーションが上がります。
瞑想を継続して効果を上げたい方はぜひ、上記の3冊から、自分に合いそうなものを1冊選んで読んでみてください。きっと瞑想の効果を実感できる日が来るでしょう。
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