メンタリストDaoGo著『人生を変える記録の力』の内容と読んだ感想、おすすめの読者
をご紹介します。
『人生を変える記録の力』の内容

『人生を変える記録の力』では、紙とペンを使って人生を変える方法を、全部で33個紹介しています。
取り上げられている方法は以下の通り。
01.やりたいことを見つける
02.モチベーションを上げる
03.「失敗したら」を乗り越える
04.不安と恐怖をエネルギーに変える
05.優柔不断をなくす
06.ネガティブ思考を乗りこなす
07.ストレスに強い心を育てる
08.無駄に悩まなくなる
09.人間関係がラクになる
10.問題解決力をつける
11.試練を乗り越える力をつける
たとえば「02.モチベーションを上げる」で紹介される筆記開示。
その方法をひとことでまとめると
・自分の体験・感情・思考を包み隠さずノートに書きまくる
のようになります。ノートに書き出す内容は何でもオーケーで、他人には相談できない恥ずかしい失敗、SNSにアップしたら引かれてしまいそうなネガティブな感情、親友にすら言えないようなダークな思考など、頭の中に浮かぶものは全て吐き出すのがコツです。
引用:メンタリストDaiGo著『人生を変える記録の力』
引用のとおり、自分の体験や感情、思考をノートに書きまくるだけで、モチベーションを上げられます。
理由については以下のように説明しています。
ネガティブな思考と感情を紙に書き出すと、あたかも自分の不安やイライラが頭の中から外に移動したかのような感覚が生まれます。そのおかげでマイナスの感情にとらわれにくくなり、より前向きに動けるようになっていくのです。
引用:メンタリストDaiGo著『人生を変える記録の力』
ポジティブな思考を書き出した場合は、また違った現象が起きます。うれしい体験を書くと、あなたの脳は「自分の人生には思ったより良いことが起きているのだな……」と認識し、世の中もっと前向きな視点で見直すように変化。結果として、やはりモチベーションが上がっていきます。
引用:メンタリストDaiGo著『人生を変える記録の力』
わかりやすくまとめると
・ネガティブな感情を書き出した場合→ネガティブな感情にとらわれにくくなるため、モチベーションが上がる
・ポジティブな感情を書き出した場合→世の中を前向きな視点で見れるようになるため、モチベーションが上がる
となります。
実はブログ運営者のHikariは、この筆記開示(ジャーナリング)をすでに2年以上実践しています。
筆記開示(ジャーナリング)で、モチベーションや行動力が上がる理由は、以下の記事でより詳しく紹介しました。
興味のある方はぜひ参考にしてください。

また以下の記事では、「04.不安と恐怖をエネルギーに変える」で取り上げられているスクリプト再生法をご紹介しました。
こちらも不安を解消したい方はぜひ参考にしてください。

『人生を変える記録の力』を読んだ感想
『人生を変える記録の力』を読んだ感想は、実践せずに知識として蓄えておくだけでも、その知識を人生に活かせるということです。
たとえば「01.やりたいことを見つける」で取り上げられる行動ダイアリー。
やり方は以下の通りです。
①その日取った行動を1時間単位で記録する
②その行動に対して感じた「達成感」と「喜び」を10点満点で記録する
③記録がたまったら紙を見返して、自分がどんな行動に「達成感」や「喜び」を感じられるのかをチェックする
やりたいことを見つけるのに有効な方法ではありますが、1時間単位で取った記録を行動していくのは少々大変。
しかしこの項目で紹介されている
「達成感」と「喜び」の2つのバランスで幸福度が決まる
という知識を蓄えておけば、本に書いてある内容を完璧に実践しなくても
と自分の行動や人生を内省できるため、やりたいことが見つかりやすくなります。
『人生を変える記録の力』はどんな人におすすめか

以下の項目に複数該当する方に、『人生を変える記録の力』をおすすめします。
・やりたいことを見つけたい
・モチベーションを上げたい
・「失敗したら」を乗り越えたい
・不安と恐怖をエネルギーに変えたい
・優柔不断をなくしたい
・ネガティブ思考を乗りこなしたい
・ストレスに強い心を育てたい
・無駄に悩みたくない
・人間関係をラクにしたい
・問題解決力をつけたい
・試練を乗り越える力をつけたい
ほとんどが独立した方法であるため、気になった部分だけを集中的に読みやすいのが特長。
ぜひ手にとって読んでみてください。
※それぞれで紹介されている記録術は、2〜4個と少なめなので、たとえば「人間関係をラクにしたい」だけであれば、人間関係に特化した他の本を読むことをおすすめします。

