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【他者は仲間】「他者は敵である」という思考を「他者は仲間である」という思考に変える

仲間と肩を組んでいる画像です

「基本的に他者は仲間である」という思考と、「基本的に他者は敵である」という思考

についてご紹介します。


「他者は仲間である」と考える人と「他者は敵である」と考える人

仲間と敵の画像です

世の中には2種類の人がいます。「基本的に他者は仲間である」と考える人と、「基本的に他者は敵である」と考える人です。

こうした思考はほとんどの場合無意識に行われます。

自分は基本的に他者を仲間とみなしてるなー
自分は基本的に他者を敵とみなしてるな…

と自覚できている人は少ないでしょう。

「他者は敵である」と考えるのには事情がある

考えている画像です

「基本的に他者は敵である」と考えるのにはそれなりの事情があります。

たとえば幼い頃から両親が不仲であった場合、毎日のように親の喧嘩を目の当たりにするため

他者は人を攻撃するものだ
いい子にしてなければ自分も攻撃されてしまう…

といった感覚を植えつけらます。結果的に「他者は敵である」と考えるようになるでしょう。

同じように、両親から虐待やネグレクトを受けた場合も、「基本的に他者は敵である」と考えやすくなります。

「他者は敵である」という思考が人生に悪影響をもたらす

胸を抑えている画像です

「基本的に他者は仲間である」という思考と「基本的に他者は敵である」という思考。どちらかが優れていて、どちらかが劣っているというわけではありません。またどちらかが正解で、どちらかが間違いというわけでもありません。

しかしやはり、「基本的に他者は敵である」という思考は、心身に悪影響を及ぼします。

他者を敵とみなすと、「いつか自分も攻撃されるんじゃないか」とビクビクしてしまうので、自己主張するのが難しくなります。自己主張ができないと、人間関係でトラブルを起こしやすくなりますし、人間関係に深く踏み込むのが難しくなるので、孤独感も感じやすくなるでしょう。自己主張できない自分や、孤独感を感じる自分を嫌いになってしまうかもしれません。

また「他者は敵である」という考えが根底にあると、家族や恋人、友人、仕事仲間、仕事で関わる人などなど、どんな人と接するときも、ネガティブな感情を感じやすくなります。

こうしてためた自分のことが嫌いな気持ちや孤独感、ネガティブな感情は、徐々に心身を蝕みます。うつや摂食障害、不安障害などなど、様々な精神疾患にかかりやすくなりますし、その他の病気にもかかりやすくなります。

実際に他者に対して敵意を持つ人は、心筋梗塞や心臓病、癌などの病気にかかるリスクが高くなるようです。

敵意が非常に強い人は、心筋梗塞や心臓病だけではなく、癌などのほかの病気による死の危険性も高くなるのです。

引用:ジョン・カバットジン著『マインドフルネスストレス低減法』

博士によると、敵意というのは”他者とは、一般的に利己的で信頼できないものである“という考え方が基本にあって、”人の優しさを信じられない”という感情のことです。

引用:ジョン・カバットジン著『マインドフルネスストレス低減法』

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「他者は敵である」という思考は「他者は仲間である」という思考に変えられる

仲間で手を合わせている画像です

ここまで読んできて

もしかしたら、自分も他者を敵と判断してしまっているかも…

と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

安心してください。「基本的に他者は敵である」という思考は、「基本的に他者は仲間である」という思考に変えられます。

なぜなら人間の脳は、すでにできあがった神経細胞のつながりを作り変え、新しい神経細胞の結びつきを作ることができるから。この神経細胞の変化を神経可塑性といいます。

家庭環境や今までの経験によってできあがった、「他者は敵である」と判断する神経細胞のつながりを、訓練によって「他者は仲間である」と判断する神経細胞のつながりに変えてしまえばいいわけです。

今までずっと「他者は敵である」と判断し、こうした神経細胞のつながりを強化してきてしまったため、新たな神経細胞のつながりを作るのは難しいです。

しかし地道に努力を重ねれば、必ず「他者は仲間である」と判断する神経細胞のつながりを生み出せます。

・「他者は仲間である」と言い聞かせる

・簡単にできる他者貢献をしてみる

人とのつながりを感じる

・慈悲の瞑想をする

といったところから始めてみてください。