外見への執着を手放したい理由
をご紹介します。
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外見への執着を手放したい理由

「外見への執着」とは、体型を過度に気にしてダイエットしたり、かっこよくなろうとして過度に髪型を気にしたりすること。自分の価値を外見に見出している状態です。
僕がこの「外見への執着」を手放したい理由を
①人生での苦しみが増大するから
②自分の価値は心にあることを忘れてしまうから
③他者の外見を評価し、横の関係を築けなくなるから
の順にご紹介します。
①人生での苦しみが増大するから
1つ目の理由は、外見に執着すると人生での苦しみが増大するから。
理由を
1.外見の調子により気分が上下するから
2.外見を常に気にしなければならないから
3.美しい外見は追い求めるときりがないから
4.外見がもたらす幸せは持続性が低いから
の順にご紹介します。
1.外見の調子により気分が上下するから
外見に執着すると、外見の調子により気分が上下してしまいます。
髪をうまくセットできたり、睡眠をたっぷりとれたりして、外見の調子が良いときは問題ありません。しかし髪をうまくセットできなかったり、睡眠不足になったりすると、外見の調子が悪くなり、気分が下がってしまいます。
気分がいちいち外見のコンディションに左右されてしまっては、なかなか心が安定しないでしょう。
2.外見を常に気にしなければならないから
外見に執着すると、美しい外見を保つためにいつも気を遣わなければなりません。太らないよう摂取カロリー気にしたり、セットした髪型が乱れないように注意したり…
こうした常に外見を気にする生活はとてもストレスフルです。
3.美しい外見は追い求めるときりがないから
美しい外見は追い求めるときりがありません。
ダイエットするのはいいけれど、一体どの程度までやせるのか?髪をセットするのはいいけど、一体どの程度までかっこいい髪型を追求するのか?整形が止まらなくなるのも、美しい外見を追い求めるときりがなくなる証拠だと思います。
完璧を求めると自分の外見にいつまでも満足できなくなり、人生の幸福度が下がるでしょう。
4.外見がもたらす幸せは持続性が低いから
外見がもたらす幸せは持続性が低いです。
美しい外見は年齢とともに衰えますし、事故や病気でいつ美しい外見を失うかわかりません。
自分の価値を外見に見出していると、美しい外見を失ったときの代償が大きすぎる気がしています。
②自分の価値は心にあることを忘れてしまうから
2つ目の理由は、外見に執着すると自分の「心にある価値」を忘れてしまうから。「心にある価値」は、「命自体の価値」や「存在自体の価値」と言い換えられます。
人は生きているだけで価値を持った素晴らしい存在。それぞれが持つ命の重さに違いはありません。
自分の価値を外見に見出すと、その分この「心にある価値」を感じづらくなってしまいます。
実際に過去の僕は、外見に執着しすぎた結果
と考え、自分の「心にある価値」を感じられなくなり、摂食障害という精神的な病気にかかりました。
③他者の外見を評価し、すべての人と対等な関係を築けなくなるから
3つ目の理由は、他者の外見を評価し、すべての人と対等な関係を築けなくなるから。
自分の価値を外見に見出すと、おのずと他者の外見を評価するようになります。「この人はかっこいいな」「この人は美人だな」といった具合に。
前述した通り、人は生きているだけで価値を持った素晴らしい存在であり、それぞれ違いはありますが、皆対等です。
にも関わらず外見を評価してしまうと、無意識のうちに上下関係を作ってしまい、すべての人と対等な関係を築けなくなるでしょう。
外見への執着を手放すために

外見への執着を手放すために実践したいことを
①「豊かな心」を育てる
②外見に執着したときは自覚する
③他者の外見ではなく心を見る
の順にご紹介します。
①「豊かな心」を育てる
僕にとっての「豊かな心」とは
のことです。
「豊かな心」を育て、自分の価値を存在自体に見出せれば、外見に執着する必要はなくなります。

②外見に執着したときは自覚する
今後「自分の価値を見出すために外見を磨く」ことはありませんが、「外見の調子によって気分が上下する」ことはあるかと思います。
髪をうまくセットできたときに気分が上がったり、逆にうまくセットできなかったときに気分が下がったり…
外見の調子によって気分が上下したときは、上がったか下がったかにかかわらず、外見に執着している自分を自覚し、気分が左右されないように努力したいと思います。
③他者の外見ではなく心を見る
「この人はかっこいいな」「この人は美人だな」といった具合で他者の外見を評価すると、おのずと自分の価値を外見に見出してしまいます。
「他者の外見を評価すると、すべての人と対等な関係を築けなくなる」ことは前述しましたが、自分自身が外見に執着しないためにも、他者の外見ではなく心を見たいと思います。